株主優待・配当金
おトクな株主生活 始めませんか
株主優待とは?
企業が投資家への株主還元のひとつとして、特色豊かな商品やサービスを株主にプレゼントする制度です。
株主優待は主に個人投資家向けに導入されるもので、
株価の「値上がり益」や「配当金」のほかに株式投資の大きな魅力の一つでもあります。
株主優待の種類(例)
株主優待の一例
優待銘柄 | 優待 獲得株数 |
最低 購入金額(円) |
優待内容 |
---|---|---|---|
1位 ANAホールディングス (9202) |
100株 | 240,000 | 運賃の割引や自社サービス割引 |
2位 オリックス (8591) |
100株 | 228,050 | カタログギフト |
3位 日本航空 (9201) |
100株 | 217,200 | 国内線航空券の割引やツアーの割引 |
4位 アトム (7412) |
100株 | 78,000 | 株主優待カード |
5位 KDDI (9433) |
100株 | 379,900 | カタログギフト |
※参考:2021年2月25日から2021年3月29日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。 https://kabu.com/kabuyomu/money/726.html
※最低購入金額は、2022年3月2日終値で表示
配当金とは?
株主優待は企業から株主への感謝の気持ちを表した特典ですが、配当とは自社に出資してくれた株主に対して、
出資比率に応じた利益を分配する現金配当を指します。会社の経営状況によって、配当金の額は決定します。
多くの会社は年1回の本決算または中間決算も入れて年2回配当を出します。
ただし、必ずしも利益の有無で配当の額が決まるわけではありません。
株主優待・配当金の
基礎知識
株主優待を受ける権利が確定する日は企業ごとに異なっています。権利確定日の2営業日前の「権利付最終日」の取引終了時点で株式を保有している人に株主優待が提供されます。
株主優待・配当金だけほしい、でも金融商品は価格変動リスクもあるので踏み出せないという方は「優待クロス」の手法を取り入れるのがおすすめです。
優待クロスとは、株主優待の取得を目的に、同じ銘柄を同じ株数で現物株式の買いと、信用取引の売建を同時に取引する手法のことです。
現物の買いと信用取引の売建を同じ株数・同じ値段で取引することになりますので、株価の変動で損が生じるリスクを抑えることができます。
※信用取引のお申し込みは口座開設ログイン後、別途お申し込みが必要です。Web上での簡単なお手続きになります。
優待銘柄で使える
優待クロスのメリットとは?
シミュレーション例
1株500円の銘柄Aを
50万円(1,000株)を優待クロス。
権利落ち日に株価が急落したけど大丈夫?!
500円 → 300円まで下がってしまった!
<株価が500円 → 300円に下がった場合>
現物株の損失:−200円×1000株=−200,000円
信用売建の利益:200円×1000株=200,000円
↓
権利落ち日に信用売り建玉を現物株式で決済
(現物)損益通算すれば±0
同じ値段で取引すると株価の変動に損益が影響しない!
※ 別途手数料はかかります。
優待クロスは3ステップで完了です。まずは欲しい株式(株主優待銘柄)を探してから、優待クロスに挑戦しましょう。
- STEP1
- 買いたい株式(株主優待銘柄)の権利付最終日の寄付前までに、現物株式の買い注文と一般信用取引の新規売建注文を同じ株数で「成行注文」を行います。
- ポイント
- ・同じ株数・同じ値段で約定するように、寄付前に同一執行条件で注文すること
- ・逆日歩が発生しないように、一般信用取引を利用すること
- STEP2
- ステップ1の注文が約定していることを確認し、権利付最終日まで保有します。
※買いたい株式がストップ高、ストップ安となった場合、一部約定や約定しない場合等があります。
- STEP3
- 権利付最終日の15:15以降に、現物株式と信用取引の売建玉を品渡で決済します。
- ポイント
- ・権利付最終日の15:14までに品渡をすると、権利が得られません
あとは、株主優待の到着を待つだけです!
auカブコム証券で優待クロスを行う場合、以下5つのコストがかかります。
- 1.現物株式の買い手数料 ※1
- 2.信用取引の売建手数料 ※1
- 3.貸株料
- 4.現物株式と信用取引の配当金の差額 ※2
- 5.プレミアム料 ※3
おトクに株主優待を取得できるように、あらかじめ優待クロスにかかるコストを確認しましょう。
- ※1手数料コースによっては無料の場合があります
- ※2配当金が発生する銘柄の場合のみ
- ※3プレミアム料が発生する銘柄の場合のみ
優待クロスをする際には目当ての銘柄の優待価値がコスト(手数料など)を上回っていることに注意しなければなりません。auの資産運用なら低コストで優待クロス取引ができるから、おトクです!
※ワンショット手数料®コースの場合
1 | 現物株式買いの手数料(税込) | 275円 |
2 | 信用取引の売建手数料 | 198円 |
3 |
一般信用売建(長期)貸株料 50万円×1.50%×2日分/365 信用取引の貸株料は新規建受渡日から返済受渡日までの日数分必要です。 |
41円 |
合計(税込) | 514円 | |
4 |
信用取引と現物株式の配当金受け払いの差額 権利付き最終日の大引け時点で、優待クロス取引(現物株式+信用取引の売り建玉)を行う場合、現物株式については税金が差し引かれた配当金を受け取ります。(配当金から20.315%を差し引いた金額) つまり、配当金の約20%の差額分をご負担いただくことになります。
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5 |
プレミアム料 プレミアム料は、手数料や貸株料などの諸経費などに加え、追加でお支払いいただくコストになります。 プレミアム料は銘柄によってかからない場合もございます。 プレミアム料の有無や金額は「一般信用(長期・デイトレ)売建可能銘柄一覧」ページでご確認いただけます。
|
手数料等コストの合計 < 優待株価
とすることが重要!
auカブコム証券の
株主優待の特長
配当や優待がもらえる
500円から購入できるプチ株®を毎月コツコツ積み立てて、優待がもらえる単元株数になれば優待品が手に入ります。もちろん、一般NISA口座で取得した株式も優待・配当の権利はあります。
※NISAとは投資で得た利益の税金が「ゼロ」となるおトクな非課税制度
PICK UP! 株主優待®アプリをご用意!
口座開設後のお客さまには優待銘柄を簡単・便利に検索できるPICK UP! 株主優待®アプリを無料でご提供しています。銘柄名、権利確定月、優待内容、投資金額などによる銘柄の絞り込みができるだけでなく、一般信用売可能銘柄を選択しスクリーニングできる機能を実装しており、株主優待の検索のみでなく、株主優待取得時の一般信用売を活用したお取引を行う際にも便利にご活用いただけます。
クロス取引に関するご注意事項
- ・信用新規売りと現物買いを同時に行う場合(いわゆるクロス取引)には、以下の点にご注意ください。
- ・寄付までにご発注ください。(ザラバや引けでのご注文は、直前値から株価が変動する可能性があり、不公正取引に該当する場合がございます。)
- ・「同一株数」「同一執行条件(又は同じ効果となる指値)」でご発注ください。(株数が不均衡となる場合や、異なる執行条件にてご発注いただいた場合には、直前値から株価が変動する可能性があり、不公正取引に該当する場合がございます。)
- ・日頃の出来高と比較して過大な数量のクロス取引はお控えください。その他、市場の価格形成に影響を及ぼす可能性が高いと判断される取引については、当社より売買動機等について確認させていただく場合がございます。
ご留意事項
株主優待も配当金も、会社の業績が良いからこそ行われるもの。つまり、業績が悪ければ、株主優待の縮小や廃止、配当金の減配や無配も起こり得ます。さらに、それらの影響で株価が下がってしまう可能性もあります。株式の購入前にはその会社や業界の将来性などをしっかり調べることを忘れずに。
また、株主優待の中には、利用期間が限られていたり、一定期間に申し込まないとサービスが受けられなかったりするものも。株主優待を受けとったら必ずチェックしましょう。
元本と金利が保証されている定期預金とは違い、株式投資の場合、買値以上の価格で売れる保証がなく、配当利回りも会社の業績によって変わる可能性があります。そのため、株式を購入するならやはり余剰資金で購入するのがオススメ。
投資を始めるなら、まずは生活費の3カ月〜半年分は貯金で確保し、それ以外の余剰資金で株式投資をスタートしてはどうでしょう。
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- ※KDDIは、auカブコム証券の金融商品仲介業者として「株式、投資信託、債券(金融商品仲介)」をご案内しています。
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また、各商品などには価格の変動などにより損失を生じるおそれがあります。各商品などへのご投資にかかる手数料などおよびリスクについては、auカブコム証券の当該商品などの契約締結前交付書面、目論見書またはお客さま向け資料などが掲載されたページに記載されておりますので、当該ページをお開きいただき、ご確認ください。
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